2021年 08月 16日
本を紹介するのは久しぶりですが、
目からうろこの内容でした。ダムによる治水が如何に馬鹿げたものかが、よくわかります。そもそも、自然をねじ伏せるという西洋の思想が、日本の風土に合わなかったのではないかと気づかされます。昔は科学が発達していなかったと、下に見る愚かさにも・・・。 以下、一部抜粋します。 現代の機械力、土木技術によって、崩壊しようとする地形を力学的に押さえ込むことが一見可能になったかのように考えられがちです。(中略)機械力もコンクリートも持たなかった時代は、自然の摂理の中で地形が変化しようとして生じる土圧・水圧に対し、力学的に押さえ込むのではなく、初めから土圧も水圧も発生させることなく、地形自らが安定していくような土木造作がなされてきたのでした。 高田宏臣「土中環境」
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by ichizo88
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